“とむろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
戸室30.0%
10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たのむ。半兵衛の後生をようとむろうてやってくれい。いずこに住もうと、生あるうちには、また会う折があろうが」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「無数の死屍ししとむろうて来たせいか、すこし酒気が欲しい」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その山の前に、戸室とむろというのが一つ聳えていましたが、それよりも一層いっそう紫いろをして、一層静かになって見えました。
不思議な国の話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
けれども、それから足が附いて、二俣ふたまたの奥、戸室とむろふもと、岩で城をいた山寺に、兇賊きょうぞくこもると知れて
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「云わないとなら訊きはせぬ。命惜しさのこしらえ事、この甚五衛門はだまされぬぞ……さあ手を合わして尋常に成敗の刃を受けるがよい。亡き後は篤くとむろうてやる」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)