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口風
ふりがな文庫
“口風”の読み方と例文
読み方
割合
くちぶり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちぶり
(逆引き)
「君達はむかし/\斜視睨みの男が牛を殺さうとした話を聞かなかつたかい。」と副統領は哲学者のやうな静かな、皮肉な
口風
(
くちぶり
)
で話し出した。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
佐藤氏は
面目
(
めんもく
)
なささうな表情をして、子供のやうな内田氏の顔を見た。内田氏は内田氏で
極
(
きま
)
り悪さうにもぢ/\しながら
例
(
いつも
)
の
慇懃
(
いんぎん
)
な
口風
(
くちぶり
)
で言つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
亡くなつた足立
通衛
(
みちゑ
)
氏の告別式が大阪青年会館で行はれた時、
弔
(
とむらひ
)
演説をした宮川
経輝
(
つねてる
)
氏は、
霊魂
(
たましひ
)
の一手販売人のやうな
口風
(
くちぶり
)
で、
名代
(
なだい
)
の雄弁を
揮
(
ふる
)
つて
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
口風(くちぶり)の例文をもっと
(4作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
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口惜
口
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