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葬式
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ともらい
ふりがな文庫
“
葬式
(
ともらい
)” の例文
彼奴
(
きゃつ
)
め
長久保
(
ながくぼ
)
のあやしき女の
許
(
もと
)
に
居続
(
いつづけ
)
して妻の
最期
(
さいご
)
を
余所
(
よそ
)
に見る事憎しとてお辰をあわれみ助け
葬式
(
ともらい
)
済
(
すま
)
したるが、七蔵
此後
(
こののち
)
愈
(
いよいよ
)
身持
(
みもち
)
放埒
(
ほうらつ
)
となり
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
可哀相に……お稲ちゃんのお
葬式
(
ともらい
)
が出る所だって、
他家
(
よそ
)
の
娘
(
こ
)
でも
最惜
(
いとし
)
くってしようがないって云うんでしょう。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
然
(
そ
)
う云いやすなね、人は
楽
(
たのし
)
みが無ければ成らぬ、
葬式
(
ともらい
)
が有れば通夜に
往
(
い
)
て眠い眼で
直
(
すぐ
)
に迎い僧を勤め、又本堂へ坐って経を読むは随分辛いが、
偶
(
たま
)
には芸者の顔も見たい
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「だァれがたつか、お
葬式
(
ともらい
)
にたつか」
まざあ・ぐうす
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「なったんじゃない……
葬式
(
ともらい
)
にされたんだ。殺されたんだよ。だから言わない事じゃない、言語道断だ、
不埒
(
ふらち
)
だよ。妹を
餌
(
えさ
)
に、
鰌
(
どじょう
)
が滝登りをしようなんて。」
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
立派に
葬式
(
ともらい
)
を出して上げたろう、お前は其の時十七だッたが、親方のお蔭で立派に孝行の仕納めが出来た、此の御恩は死んでも忘れないと涙を流してお云いだというじゃアないかね
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かわいそなこまどりのお
葬式
(
ともらい
)
の鐘を。
まざあ・ぐうす
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
嬰児
(
あかんぼ
)
が先に死ぬし、それに、この
葬式
(
ともらい
)
の中だ、というのに、
嫂
(
あによめ
)
だわね、御自慢の細君が、またどっと病気で寝ているもんだから、ああ稲がとりに来たとりに来たって、蔭ではそう云っていますとさ。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こまどりのお
葬式
(
ともらい
)
まざあ・ぐうす
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“葬式(
葬儀
)”の解説
葬儀(そうぎ、en: funeral)あるいは葬式(そうしき)とは、人の死を弔うために行われる祭儀・葬制の一部である。
(出典:Wikipedia)
葬
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
式
常用漢字
小3
部首:⼷
6画
“葬式”で始まる語句
葬式女
葬式金