“葬儀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうぎ45.5%
そうぎ45.5%
とむらい9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其後そのご雲飛うんぴ壮健さうけんにして八十九歳にたつした。我が死期しききたれりと自分で葬儀さうぎ仕度したくなどをとゝの遺言ゆゐごんして石をくわんおさむることをめいじた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
この秋に、京は紫野むらさきの大徳寺だいとくじで、故右大臣信長こうだいじんのぶながの、さかんな葬儀そうぎがいとなまれたので、諸国の大小名だいしょうみょうは、ぞくぞくと京都にのぼっていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
飯田町の狭い路地から貧しい葬儀とむらいが出た日の翌日の朝の事である。新宿赤羽あかばね間の鉄道線路に一人の轢死者れきししゃが見つかった。
窮死 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)