“齋”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
いつ21.7%
とき21.7%
いは13.0%
イツ8.7%
8.7%
ゆま4.3%
いみ4.3%
さい4.3%
どき4.3%
もたら4.3%
イハ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これの鏡は、もはらが御魂として、吾が御前をいつくがごと、いつきまつれ。次に思金の神は、みまへことを取り持ちて、まつりごとまをしたまへ
が、何分にも、時代も素姓も知れぬ濡れ佛で、折々のときを獻ずる者はおろか、涎掛よだれかけの寄進に付く者もないといふ哀れな有樣だつたのです。
いはへる』は此處では、萬葉集卷十九の、『大船に眞楫まかぢしじ貫きこの吾子あごを韓國へ遣るいはかみたち』の例と同じく、『齋ひまもりて平安たひらかにあらしめ給へ神だちよ』(古義)といふ意味である。
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
枚岡ヒラヲカイツき姫にあがる宿世スクセを持つて生れた者ゆゑ、人間の男は、彈く、彈く、彈きとばす。近よるまいぞよ。はゝはゝゝ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
生命いのちをもはふまで
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
ゆまはるこひきよまり』。』と
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
いみ精進さうじ懺悔くひのひと
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
向う葛西領の敵手むこう北條氏綱ほうじょううじつな氏康うじやす父子が陣を取り、此方こっち里見安房守義弘さとみあわのかみよしひろ太田新おおたしんろう康資やすもと同苗おなじく美濃守資正入道みのゝかみすけまさにゅうどうらくさいなどすこぶる処のものが籠城をして
所謂いはゆる貧僧ひんそうのかさねどきで、ついでに翌朝よくてうぶんしるしてく。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
素戔嗚すさのおは一日一日と、若者の返事を待ち暮した。が、若者はいつになっても、容易に消息をもたらさなかった。のみならず故意か偶然か、ほとんどその後素戔嗚とは顔も合さないぐらいであった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
タレぞ。此家のオソふる。にふなみに、我がりて、イハふ此戸を