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宿世
ふりがな文庫
“宿世”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すくせ
70.5%
すぐせ
15.9%
スクセ
6.8%
しゆくせ
4.5%
しゅくせ
2.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すくせ
(逆引き)
「夜があけると、その男が、こうなるのも大方
宿世
(
すくせ
)
の縁だろうから、とてもの事に
夫婦
(
みょうと
)
になってくれと申したそうでございます。」
運
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宿世(すくせ)の例文をもっと
(31作品)
見る
すぐせ
(逆引き)
この
二人
(
ふたり
)
の
婦人
(
おんな
)
は、
民也
(
たみや
)
のためには
宿世
(
すぐせ
)
からの
縁
(
えん
)
と見える。ふとした時、思いも懸けない処へ、夢のように姿を
露
(
あら
)
わす——
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
宿世(すぐせ)の例文をもっと
(7作品)
見る
スクセ
(逆引き)
枚岡
(
ヒラヲカ
)
の
齋
(
イツ
)
き姫にあがる
宿世
(
スクセ
)
を持つて生れた者ゆゑ、人間の男は、彈く、彈く、彈きとばす。近よるまいぞよ。はゝはゝゝ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
宿世(スクセ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
しゆくせ
(逆引き)
見て
扨々
(
さて/\
)
誠
(
まこと
)
に以て御
芳志
(
はうし
)
の段有難き仕合なり然れども此度の
災難
(
さいなん
)
かく
成行
(
なりゆく
)
も
宿世
(
しゆくせ
)
の
業因
(
ごふいん
)
なれば誰を
恨
(
うら
)
み彼を恨みんとは存じ申さず
煙草
(
たばこ
)
入を落せしことが我が
誤
(
あやま
)
りなり
斯
(
かゝ
)
る大金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宿世(しゆくせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しゅくせ
(逆引き)
何事も
宿世
(
しゅくせ
)
の因縁なりかし。
初手
(
しょて
)
は唯かりそめの
契
(
ちぎり
)
も
年
(
とし
)
経
(
へ
)
ぬれば人にいはれぬ深きわけ重なりてまことの涙さそはるる事も
出
(
い
)
で
来
(
き
)
ぬるなり。これらをや迷の夢と悟りし人はいふなるべし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
宿世(しゅくせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿業
宿場
宿禰
宿怨
宿痾
宿下
“宿世”のふりがなが多い著者
樋口一葉
三上於菟吉
倉田百三
吉川英治
作者不詳
南方熊楠
谷崎潤一郎
島崎藤村
薄田泣菫
蒲原有明