いつ)” の例文
新字:
「これの鏡は、もはらが御魂として、吾が御前をいつくがごと、いつきまつれ。次に思金の神は、みまへことを取り持ちて、まつりごとまをしたまへ
わが國の大神をば絶待としていつきまつる、わが丹心の至誠をば、ねがはくは見そなはし給へといふので、同時に作つた歌に
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
觀世音は永久とこしへにうらわかい街の處女に依ていつがれ
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
努力ぬりき』のうるひ、『思慧しゑ』のかげおほしいつきて
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
水の上に滌ぎたまふ時に成りませる神の名は、上津綿津見うはつわたつみの神。次に上筒うはづつの命。この三柱の綿津見の神は、阿曇あづみむらじ等が祖神おやがみいつく神なり。
畏くもわが大神おほかみともちいつく赤きこころをしく思ほせ (同)
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
努力ぬりき」の濕ひ、「思慧しゑ」の影おほしいつきて
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
ここに大國主の神まをしたまはく、「然らば治めまつらむさまはいかに」とまをしたまひしかば答へてのりたまはく、「をばやまと青垣あをかきの東の山のいつきまつれ
いつきし「戀」のゆまはりは
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
ねもすにいつきゆくなり。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
ひねもすにいつきゆくなり
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
そこしも、いつ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)