“イハ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:いは
語句割合
62.5%
6.3%
斎鎮6.3%
6.3%
6.3%
6.3%
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八十日々ヤソカビはあれども、今日の生日イクヒ足日タルヒに、出雲国造クニノミヤツコ姓名恐み恐みも申したまはく……手長タナガの大御世をイハふとして……」
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
挽歌に巌門イハトイハねを言ひ、水鳥・大君のおもふ鳥を出し、ツヱいてのさまよひを述べ、紐を云々する事の多いのは、皆、鎮魂式の祭儀から出て居る。
かうする手段によつて、呪物と呪力との威力を完全に発現させようと努めるので、此等の呪物は皆、霊魂を斎鎮イハふ為の神器であり、其によつて鎮め籠められることに深い意義を感じてゐるのであつた。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
かをたかママになぐりつけ、イハク其方がだまし大坂につれ下りし妹とをかへさずバ、これきりであると申けれバ、わるもの曰ク、女のやつ殺すぞといゝけれバ
このみは、わがみならず。クシの神、常世にいます、イハ立たす少名御神の、神壽カムホぎ狂ほし、豐壽トヨホぎ壽ぎ𢌞モトホし、マツり來しみぞ。アサせ。ささ(仲哀記)
其為に時としてはかへつて逆に、古い世にこそ、庶物の精霊が神言をなしたものとすら考へる様になつた。「イハね」「ねだち」「草のかき葉」も神言を表する能力があつたとする考へが是である。
タレぞ。此家のオソふる。にふなみに、我がりて、イハふ此戸を