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齋
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とき
ふりがな文庫
“
齋
(
とき
)” の例文
新字:
斎
が、何分にも、時代も素姓も知れぬ濡れ佛で、折々の
齋
(
とき
)
を獻ずる者はおろか、
涎掛
(
よだれか
)
けの寄進に付く者もないといふ哀れな有樣だつたのです。
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
華嚴宗らしくもない近代的な
齋
(
とき
)
の饗應にあづかつた後で、私は經庫の拜觀を申し出た。經庫はアゼクラ式で、小さいながらも陳列はよく整理されてあつた。
奈良二題
(旧字旧仮名)
/
野上豊一郎
(著)
和出來
(
わでき
)
の
猪八戒
(
ちよはつかい
)
と
沙悟淨
(
さごじやう
)
のやうな、
變
(
へん
)
なのが
二人
(
ふたり
)
、
鯱
(
しやち
)
の
城下
(
じやうか
)
へ
轉
(
ころ
)
げ
落
(
お
)
ちて、
門前
(
もんぜん
)
へ
齋
(
とき
)
に
立
(
た
)
つたつて、
右
(
みぎ
)
の
度胸
(
どきよう
)
だから
然
(
さ
)
までおびえまいよ。
紹介
(
せうかい
)
をしよう。……(
角
(
かく
)
はま)にも。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
高綱 薄衣と與一は奧へまゐつて、
齋
(
とき
)
をまゐらする用意なといたせ。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「お靜、聞いたらうな、八に
齋
(
とき
)
を上げる支度だよ」
銭形平次捕物控:167 毒酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
齋
部首:⿑
17画
“齋”を含む語句
齋戒
書齋
奎齋
齋姫
齋藤主計
齋殿
山齋
齋藤
可睡齋樣
可睡齋
壽齋
齋飯
寛齋
寶雲齋
利齋
凌寒齋
惠齋
晋齋
兼齋
書齋椅子
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