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門前
ふりがな文庫
“門前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もんぜん
96.3%
もんまえ
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もんぜん
(逆引き)
気
(
き
)
のきいた
運転士
(
うんてんし
)
が
車
(
くるま
)
をつけたところが、
果
(
はた
)
してそれであつた、
彼
(
かれ
)
は
門前
(
もんぜん
)
で
車
(
くるま
)
をおりて、
右側
(
みぎがわ
)
の
坂道
(
さかみち
)
を
爪先上
(
つまさきあが
)
りに
登
(
のぼ
)
つて
行
(
い
)
つた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
そのとき、あちらに、
暗
(
くら
)
い
提燈
(
ちょうちん
)
の
火
(
ひ
)
が
見
(
み
)
えたのであります。それは、ちょうど
寺
(
てら
)
の
門前
(
もんぜん
)
であって、まだ
露店
(
ろてん
)
が
出
(
で
)
ているのでした。
幸福のはさみ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
門前(もんぜん)の例文をもっと
(26作品)
見る
もんまえ
(逆引き)
いんね、
私
(
わし
)
一人じゃござりましねえ。喜十郎様が
許
(
とこ
)
の仁右衛門の
苦虫
(
にがむし
)
と、学校の先生ちゅが、同士にはい、
門前
(
もんまえ
)
まで来っけえがの。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ええ、
仁右衛門
(
にえむ
)
の声だ。
南無阿弥陀仏
(
なんまいだ
)
、ソ、ソレ見さっせえ。宵に
門前
(
もんまえ
)
から
遁帰
(
にげかえ
)
った親仁めが、今時分何しにここへ来るもんだ。見ろ、畜生、さ、さすが畜生の浅間しさに、そこまでは心着かねえ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
門前(もんまえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“門前”の意味
《名詞》
(もんぜん)門の前。門のあたり。特に社寺の門の前。
(メンゼン)(context、mahjong)一回も副露|フーロしていない状態。自分以外すなわち他家|ターチャの捨てた牌|パイを一枚も利用していない状態。「門前清|メンゼンチン」の略。
(出典:Wiktionary)
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“門前”で始まる語句
門前拂
門前町
門前仲町
門前雀羅
門前市
門前村
門前清
門前紅葉地
検索の候補
片門前
毘沙門前
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門前仲町
門前雀羅
三門前
雷門前
“門前”のふりがなが多い著者
河上肇
上司小剣
徳冨蘆花
樋口一葉
二葉亭四迷
泉鏡太郎
作者不詳
夏目漱石
三遊亭円朝
泉鏡花