祝部はふりべ)” の例文
香央は、このうえなお娘の幸福を神に祈るために、巫子みこ祝部はふりべをあつめて、神前に御湯みゆをそなえる御釜祓みかまばらいの神事をとり行なった。
これけだし祝部はふりべすなわち神と人との間に立って、霊界との交通をつかさどる能力あるものが、土人すなわち地主側のものの後裔に多く存する事を示したものと解せられる。