“龜”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
かめ66.7%
かじ13.3%
かぢ6.7%
かめのこ6.7%
かゞ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生せんせいわたしどもにをしへたから、先生せんせいかめ先生せんせいッてんだのさ』と海龜うみがめ腹立はらだゝしげにつて、『眞個ほんとうにおまへ鈍物どんだね!』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
味噌こし下げて端たのおあしを手に握つて米屋の門までは嬉しく驅けつけたれど、歸りには寒さの身にしみて手も足もかじかみたれば五六軒隔てし溝板の上の氷にすべり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
五つの指のかぢけては
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
まあ、そのへつぽこ役人といつたらさ ma chèreシェール(いとしいかた)、そりやあひど醜男ぶをとこなの! まるでかめのこが袋をかぶつたみたい……。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
忘れたり澤を傳ひ峯に上る隨分さかしき峠なれど馬にまかせてけはしき事を知らず東もち屋村といふは峠の上にして人家四五軒あり名物の餡餅あんもちありこゝにて馬を圍爐裏ゐろりの火にかゞみし手足を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)