“錢”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
ぜに41.7%
せん35.4%
あし10.4%
ぜね2.1%
おあし2.1%
おわし2.1%
ぜぜ2.1%
もん2.1%
ジエンコ2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
致すはのこと林藏は夫故大方然樣な一でも御座りませうが主有者に手を出すの密夫などは致ませんが只々
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さなつたが一大抵づゝであつた。の一にすれば二房半位で、草鞋にすれば五仕上るのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
祖母さんがんでさる握飯でもいだが、おしてつたお菓子より餘程おいしくひました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
おとつゝあそんななんざ一錢だつてつてねえから、だつて容易なもんぢやねえや、そんな餘計なものになるもんぢやねえ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
其時一人老人がありまして、其塲けてり、んだとたがては、實驗があるから、れをば何卒ツてれ、其法すは
其時ツてツた、一びはりましたか、商家抔では取扱かつてるから、醫者ぶもはぬとは、實驗上隨分ひて宜敷じます。
【パッポ、ディンディ】papro(=pane), dindi(=denari)小兒の語、邦語にてといふにあたる。
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
糶呉服りたのさへさない……にもらず、して、なしでは、初松魚……とまでもかないでも、夕河岸小鰺たない、とかうさへへば「あいよ。」とふ。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
カダルにもにも皆死なれデ、村役場ガラだのだのて、よりも小舍這入テセ、乞食して暮らすデ來るデバ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)