“只々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たゞ/\50.0%
ただ25.0%
ただただ25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只々たゞ/\自分じぶん次第しだいつまらなくなるをばかりかなしいことおもひました。
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
此後の重右衛門の歴史は只々たゞ/\驚くべき罪悪ばかり、抵当に取られた自分の家が残念だとて、火をけて、獄に投ぜられ、六年経つて出て来たが、村の人の幾らか好くなつたらうと望をしよくして居たのにもかゝはらず
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
只々ただ作者にハつまらぬ事にハつまらぬという面白味が有るように思われたからそれで筆を執ッてみた計りです。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「お話中を恐れ入りますが、他の重大事件には私は殆んど関心を持って居りませんので。はい、只々ただただ重大人物博士の失踪しっそうについて非常なる憂慮ゆうりょと不安と焦燥しょうそうとを覚えている次第でございます」
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)