“只一”の読み方と例文
読み方割合
たゞひと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したが、此(この)戀(こひ)の一卷(ひとまき)に只一(たゞひと)つ足(た)らはぬことゝいふは、表紙(おもてがみ)がまだ附(つ)かず、美(うつく)しう綴(と)ぢても無(な)い。魚(うを)はまだ沖中(おきなか)にぢゃ。
女子(をなご)の命(いのち)は只一(たゞひと)つの戀、あらゆる此世の望み、樂み、さては優(いう)にやさしき月花(つきはな)の哀れ、何れ戀ならぬはなし。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
針鼠(はりねずみ)は他(た)の針鼠(はりねずみ)と鬪(たゝか)つてゐました、それが愛(あい)ちやんには、二疋(ひき)の針鼠(はりねずみ)が他(た)の一疋(ぴき)の針鼠(はりねずみ)を好(い)いやうに使(つか)つて、互(たがひ)に勝負(しやうぶ)を爭(あらそ)つてるやうに見(み)えました、只一(たゞひと)つ厄介(やくかい)な事(こと)には
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)