“もん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モン
語句 | 割合 |
---|---|
門 | 43.3% |
文 | 21.4% |
紋 | 17.0% |
者 | 8.4% |
物 | 3.6% |
揉 | 1.0% |
悶 | 1.0% |
問 | 0.5% |
銭 | 0.5% |
人間 | 0.3% |
品物 | 0.3% |
郭門 | 0.3% |
一文 | 0.3% |
厘 | 0.3% |
家紋 | 0.3% |
本 | 0.3% |
柴門 | 0.3% |
百二十文 | 0.3% |
聞 | 0.3% |
財産 | 0.3% |
錢 | 0.3% |
閽 | 0.3% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“もん”の意味
《名詞》
1937年、海野十三「棺桶の花嫁」
:お前さんはなかなかしっかりもんだと思って、あたしゃ前から――イエ何さ、しっかりした人だと思ってたのさ。
1955年、三好十郎「樹氷」
:今日はよくも村のもんをなぐつたなあ! 仕返しをしてやるから、喜助を出せえっ!
1944年、岸田國士「火の扉」
:異性の間の愛情つていうようなもんを、へんに神聖に考えるのはおかしいと、あたしは思うの。
1962年、吉田茂「私は隠居ではない」
:いやどうも、ごらんの通り元気でね、この分では当分死にそうもありませんよ、困ったもんです。呵々。
《助詞》
1927年、宮本百合子「未開な風景」
:だって二十銭も違うんだもん、そりゃそうだろう。
1937年、蘭郁二郎「鱗粉」
:『そりゃそうでしょう。自殺するんなら、――それに若い娘ですもん、こんな人ごみの中で短刀自殺なんかするもんですか、もっと、どうせ死ぬんならロマンチックにやりますよ、全く――』
1910年、小寺菊子「父の帰宅」
:「兄さんが行かんのなら、私も行くのいやだもん………」
1930年、佐左木俊郎「街底の熔鉱炉」
:「でも、随分変な職業もあるもんね。そりゃ、わたしの職業なんかも、随分変なものには違いないけど……」
(出典:Wiktionary)
1937年、海野十三「棺桶の花嫁」
:お前さんはなかなかしっかりもんだと思って、あたしゃ前から――イエ何さ、しっかりした人だと思ってたのさ。
1955年、三好十郎「樹氷」
:今日はよくも村のもんをなぐつたなあ! 仕返しをしてやるから、喜助を出せえっ!
1944年、岸田國士「火の扉」
:異性の間の愛情つていうようなもんを、へんに神聖に考えるのはおかしいと、あたしは思うの。
1962年、吉田茂「私は隠居ではない」
:いやどうも、ごらんの通り元気でね、この分では当分死にそうもありませんよ、困ったもんです。呵々。
《助詞》
1927年、宮本百合子「未開な風景」
:だって二十銭も違うんだもん、そりゃそうだろう。
1937年、蘭郁二郎「鱗粉」
:『そりゃそうでしょう。自殺するんなら、――それに若い娘ですもん、こんな人ごみの中で短刀自殺なんかするもんですか、もっと、どうせ死ぬんならロマンチックにやりますよ、全く――』
1910年、小寺菊子「父の帰宅」
:「兄さんが行かんのなら、私も行くのいやだもん………」
1930年、佐左木俊郎「街底の熔鉱炉」
:「でも、随分変な職業もあるもんね。そりゃ、わたしの職業なんかも、随分変なものには違いないけど……」
(出典:Wiktionary)