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警句
(
此あたりも、一
問、一
答こと/″\く
口合式の
警句にして、
到底、
原語通りには
譯しがたきゆゑ、
義譯とす。)
『
全體杉村君、
君も
掘る
筈ぢやアなかツたのか』と
水谷氏は一
矢報ゐると、
杉村氏は
楚人冠一
流の
警句で
受けて『
出るなら
掘るが、
出ないのに
掘つたつて
詰らないよ』と
來る。
それよりして
以來——
癇癪でなく、
憤りでなく、
先生がいゝ
機嫌で、しかも
警句雲の
如く、
弟子をならべて
罵倒して、
勢當るべからざる
時と
言ふと、つゝき
合つて、
目くばせして