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警蹕
ふりがな文庫
“警蹕”の読み方と例文
読み方
割合
けいひつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいひつ
(逆引き)
さあ、もうそろそろ始まるぞと思っているうちに、
動座
(
どうざ
)
の
警蹕
(
けいひつ
)
を合図に全町の灯火がひとつ残らずいっせいにバッタリと消される。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
あわてて
有背後
(
うしろ
)
に隠して、おやじめ皮肉なことをしやアがる……隣近所、気まずい眼顔をあわせていると、シーッ! シッ! と
警蹕
(
けいひつ
)
の声。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
やがてシッ/\という
警蹕
(
けいひつ
)
の声が聞えますと、正面に石川土佐守
肩衣
(
かたぎぬ
)
を着けて御出座、その
後
(
うしろ
)
にお刀を
捧
(
さゝ
)
げて居りますのはお小姓でございます。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
警蹕(けいひつ)の例文をもっと
(24作品)
見る
警
常用漢字
小6
部首:⾔
19画
蹕
漢検1級
部首:⾜
18画
“警”で始まる語句
警
警察
警笛
警戒
警固
警官
警鈴
警告
警部
警吏
“警蹕”のふりがなが多い著者
林不忘
ニコライ・ゴーゴリ
吉川英治
作者不詳
三遊亭円朝
泉鏡太郎
佐々木味津三
和辻哲郎
国枝史郎
久生十蘭