“郭門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくもん60.0%
もん20.0%
くわくもん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お三方は郭門かくもんの蔭にひそみ、われわれが、宋江の退路をッたとみたところで、いちどに吊り橋を渡って包囲したらどんなものでしょう?
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昔、戦国の世の時代に、養う食客三千人と、世上の人にうたわれた、春申君と申す人の、長く保った城である。城には七つの郭門もんがある。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
呉起ごきおのれそしりしもの三十餘人よにんころして、ひがしゑい(六五)郭門くわくもんで、其母そのははわかる。((己ノ))ひぢんでちかつていはく、「卿相けいしやうらずんば、ゑいらじ」と。つひ曾子そうしつかふ。