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かくもん
ふりがな文庫
“かくもん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
カクモン
語句
割合
郭門
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郭門
(逆引き)
お三方は
郭門
(
かくもん
)
の蔭にひそみ、われわれが、宋江の退路を
断
(
た
)
ッたとみたところで、いちどに吊り橋を渡って包囲したらどんなものでしょう?
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
行を送りて
郭門
(
かくもん
)
を出づれば、孤鶴は
秋旻
(
しゅうびん
)
に横たわる。環海は何ぞ茫々たる、五州は
自
(
おのず
)
から
隣
(
りん
)
をなす。周流して形勢を究めよ、一見は百聞に超ゆ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
と、祝龍はただちに部下へいいつけて、石秀を縄からげにし、
郭門
(
かくもん
)
の内へ送りこむやいな、ふたたび馬を
回
(
かえ
)
して敵の中へ突入して行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孫乾
(
そんけん
)
は、留守していたので、城下の父老をひきいて、
郭門
(
かくもん
)
に出迎えていた。その老人たちは、口をそろえて
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孫立
(
そんりゅう
)
の一行は、まもなく
郭門
(
かくもん
)
でみな馬をおりて、これへ来た。相見るや、
欒廷玉
(
らんていぎょく
)
もオオと双手で迎え、孫立もまた手をさしのべ、かたく握り合って、お互い
久闊
(
きゅうかつ
)
の情を見せた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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