“餘人”のいろいろな読み方と例文
新字:余人
読み方割合
よにん62.5%
よじん37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがぼく出身しゆつしん學校がくかうなのです、四十幾歳いくさい屈強くつきやう體躯からだをした校長かうちやう大島氏おほしましは、四五にん教員けうゐん相手あひてに二百餘人よにん生徒せいと教鞭けふべんつてられます。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
恐入らせんとて大音に御城代所司代并に御老中の役宅にて喋々べら/\饒舌しやべりし者は此席にゐる罷出まかりいでよ吟味の筋ありと呼はれば山内は最前より餘人よにんに尋んより我に問ば我一言のもとに越前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いやなんぢりたれば、餘人よじんにてはらず、獻立こんだて如何樣いかやうにてもし、およなんぢこゝろにてこれならばしとおもはばそれにてきなり
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
モン長 わしはもとより、したしいれにもさぐらせたれども、せがれめは、たゞもうそのむねうちに、何事なにごとをもかくして、いっかな餘人よじんにはらせぬゆゑ