“祕”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
42.9%
かく35.7%
ひそ17.9%
しま3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔譯〕ぜんは必ず事をし、けいは必ず人をづく。歴代れきだい姦雄かんゆうの如き、其ぬすむ者有り、一時亦能く志をぐ。畏る可きの至りなり。
申立てしも今聞とほりなり眞直まつすぐに申立よ此上つゝかくすに於ては急度きつと申付るぞと聞て善右衞門ヘイ明白めいはくに申上ます私しは然樣さやうなる者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そこに活々いき/\ひそやかに萠える感情は、彼の權力にもはゞまれず、彼の整然たる行軍の足下にも踏みひしがれることはないであらう。
兎に角戀の惱みをゑがいた新刊小説を讀むと、自分も急にさう云ふ事が書いて見たく、書いたなら幾分か心の慰めになるだらうと思つて、私はしまつて置いた手紙を再讀し
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)