“祕密”のいろいろな読み方と例文
新字:秘密
読み方割合
ひみつ57.9%
ないしよ21.1%
おく5.3%
かくれ5.3%
ないしょう5.3%
ひめごと5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄(き)ばんだ象牙(ざうげ)の額(ひたひ)の薔薇(ばら)の花、自分で自分を愛してゐる黄ばんだ象牙(ざうげ)の額(ひたひ)の薔薇(ばら)の花、處女(をとめ)の夜(よる)の祕密(ひみつ)をお話し、僞善(ぎぜん)の花よ、無言(むごん)の花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
藥嫌ひで醫者が呉れた藥さへ二度に一度は祕密(ないしよ)で棄てたほどなのに、今の場合父の常用の消化藥をさへ手頼りにする氣になつた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
まち人戀ふる鼠なき格子の咒文、別れの背中に手加減の祕密(おく)まで、唯おもしろく聞なされて、廓ことばを町にいふまで去りとは恥かしからず思へるも哀なり、年はやう/\數への十四
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
祕密(かくれ)のこころも辿(たど)らまほし。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫、薄田淳介(著)
いゝえ、わしとても、若(も)し戀(こひ)の祕密(ないしょう)を聽(き)かれなんだら、もッと餘所々々(よそ/\)しうしたであらう。