“處女”のいろいろな読み方と例文
新字:処女
読み方割合
をとめ61.5%
むすめ19.2%
しよぢよ13.5%
おとめ3.8%
きむすめ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝげに聖なる處女をとめ等よ、我汝等のために饑ゑ、寒さ、または眠りをしのびしことあらば、今そのむくいを請はざるをえず 三七—三九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
お秋は絶句ぜつくしてしまひました。言ひ度いことは千萬無量でも、處女むすめの舌はさう滑らかには動かず、唯シクシクと泣くばかりでした。
このくすぐつたさを處女しよぢよだとすると、つら/\おもんみるに、媒灼人なかうどをいれた新枕にひまくらが、一種いつしゆの……などは、だれもかないであらうか、なあ、みゝづく。……
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
處女おとめカムミルラ、エウリアーロ、ツルノ、ニソが創をうけ命を棄てゝ爭ひし低きイタリアの救ひとなるべし 一〇六—一〇八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
色氣いろけのない男まさりの處女きむすめの女王
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)