トップ
>
絶句
ふりがな文庫
“絶句”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぜつく
60.0%
ぜっく
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜつく
(逆引き)
お秋は
絶句
(
ぜつく
)
してしまひました。言ひ度いことは千萬無量でも、
處女
(
むすめ
)
の舌はさう滑らかには動かず、唯シクシクと泣くばかりでした。
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
多賀屋勘兵衞は
絶句
(
ぜつく
)
しい/\、教はつたせりふのやうに、斯う言ふのです。
銭形平次捕物控:100 ガラツ八祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
絶句(ぜつく)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぜっく
(逆引き)
越前
北
(
きた
)
ノ
庄
(
しょう
)
の城をじっさいにきずいたわが
八風流
(
はっぷうりゅう
)
では! と、ここで卜斎、
大見得
(
おおみえ
)
をきっていばりたかったところなのであるが、なぜか、グッ……とまっ
赤
(
か
)
になって、
絶句
(
ぜっく
)
した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仰数
(
あおぎかぞう
)
春星
(
しゅんせい
)
一二三の句を得て、
石磴
(
せきとう
)
を登りつくしたる時、
朧
(
おぼろ
)
にひかる春の海が帯のごとくに見えた。山門を入る。
絶句
(
ぜっく
)
は
纏
(
まと
)
める気にならなくなった。即座にやめにする方針を立てる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
絶句(ぜっく)の例文をもっと
(4作品)
見る
“絶句”の意味
《名詞》
中国の漢詩における近体詩の代表的な詩型の一つ。「起・承・転・結」4句から成る。一句五字の五言絶句と、一句七字の七言絶句とがある。
話の途中に言葉に詰まること。役者が台詞を忘れつかえること。(絶句する)
(出典:Wiktionary)
“絶句”の解説
絶句(ぜっく)は、漢詩における近体詩の代表的な詩型の一つ。4句から成る。
(出典:Wikipedia)
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
“絶”で始まる語句
絶
絶間
絶頂
絶望
絶叫
絶巓
絶壁
絶々
絶念
絶対
検索の候補
七言絶句
五言絶句
“絶句”のふりがなが多い著者
高浜虚子
野村胡堂
夏目漱石
吉川英治
永井荷風