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絶句
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ぜつく
ふりがな文庫
“
絶句
(
ぜつく
)” の例文
お秋は
絶句
(
ぜつく
)
してしまひました。言ひ度いことは千萬無量でも、
處女
(
むすめ
)
の舌はさう滑らかには動かず、唯シクシクと泣くばかりでした。
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
多賀屋勘兵衞は
絶句
(
ぜつく
)
しい/\、教はつたせりふのやうに、斯う言ふのです。
銭形平次捕物控:100 ガラツ八祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お崎は、その時の恐ろしさを思ひ出したものか、プツリと
絶句
(
ぜつく
)
します。
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お粂は
絶句
(
ぜつく
)
して、ゴクリと
固唾
(
かたづ
)
を呑みました。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
内儀のお紺はさすがに
絶句
(
ぜつく
)
するのです。
銭形平次捕物控:247 女御用聞き
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
徳兵衞の言葉は涙に
絶句
(
ぜつく
)
しました。
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“絶句”の意味
《名詞》
中国の漢詩における近体詩の代表的な詩型の一つ。「起・承・転・結」4句から成る。一句五字の五言絶句と、一句七字の七言絶句とがある。
話の途中に言葉に詰まること。役者が台詞を忘れつかえること。(絶句する)
(出典:Wiktionary)
“絶句”の解説
絶句(ぜっく)は、漢詩における近体詩の代表的な詩型の一つ。4句から成る。
(出典:Wikipedia)
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
“絶”で始まる語句
絶
絶間
絶頂
絶望
絶叫
絶巓
絶壁
絶々
絶念
絶対