“絶叫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜっきょう72.4%
ぜつけう17.2%
さけび6.9%
ぜつけふ3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絶叫ぜっきょう、物音、すべて一瞬のまである。閣外の官兵もザワザワと混み入って来て、たちまち花栄の体を高手小手の縄目としてしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
船長せんちやう一等運轉手チーフメートうしなつて、船橋せんけうあがり、くだり、後甲板こうかんぱんせ、前甲板ぜんかんぱんおどくるふて、こゑかぎりに絶叫ぜつけうした。水夫すゐふ
短銃ピストルの筒口に濃き煙の立つと同時に泰助が魂消たまざる末期の絶叫さけび、第三発は命中せり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
絶叫ぜつけふするもの、あにハムレツトのみならんや。
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)