“絶壁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜっぺき38.1%
ぜつぺき23.8%
ぜつへき9.5%
がけ9.5%
きりぎし9.5%
きったて4.8%
きりざし4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガンたちは、よく、けわしい絶壁の下に、みんながいられるくらいの砂地を見つけました。前には川がゴウゴウと流れています。
てる絶壁には、御占場つて業平岩小町岩千鶴蝋燭岩詠続いて中山崎尖端である。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかるに絶壁の所は架を作るものもなければ鮏もよくあつまるゆゑ、かの男こゝにをつりおろし、一すぢのを命のとして鮏をとりけり。
友吉の大好物だった虎鰒を、絶壁の下から投上げてくれた漁師があったからね。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その時に波の間を泳いでいたウチは直ぐにさんの身体に取り付いて、頭を抱えながら仰向き泳ぎをして、一生懸命であの岩の上まで来たけれど、向うが絶壁で登りようがない。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ばか、ばか、逃げる気か。——もうそこから下は、渓川絶壁だぞ」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
却つて林の中や森の下道や赤く一ところ抉られたやうになつてゐる絶壁の方が好ましいらしく、そこに来てもいつもちよつと立留つて一目眺めただけで
赤い鳥居 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)