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渓川
ふりがな文庫
“渓川”のいろいろな読み方と例文
旧字:
溪川
読み方
割合
たにがわ
90.2%
たにがは
9.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たにがわ
(逆引き)
下の狭い
渓川
(
たにがわ
)
のあたりである。突然
歩哨
(
ほしょう
)
していた兵の大きな声がしたと思うと、間もなく、そこから駈け上がって来る足音がする。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
時節が時節ですから、紅葉は無論見られませんでしたが、
渓川
(
たにがわ
)
があって、山があって、山の行き当りに滝があって、大変好い所でした。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
渓川(たにがわ)の例文をもっと
(37作品)
見る
たにがは
(逆引き)
坂を下り尽すとまた
渓川
(
たにがは
)
があつた。川の縁には若樹の
漆
(
うるし
)
が五六本立つてゐて、目も覚める程に熟しきつた色の葉の影が、黄金の牛でも沈んでゐるやうに
水底
(
みづそこ
)
に映つてゐた。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
化粧室へ行つて顔を洗つて来て髪を結つて着物を着
更
(
か
)
へても、二度
寝
(
ね
)
をした上の客はまだ起きさうにない。私は書物を持つて廊下へ出た。汽車は
渓川
(
たにがは
)
に添つて走つて居るのであつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
渓川(たにがは)の例文をもっと
(4作品)
見る
渓
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
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