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御占場
ふりがな文庫
“御占場”の読み方と例文
読み方
割合
おうらなひば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうらなひば
(逆引き)
ために
黒
(
くろ
)
さに
艶
(
つや
)
を
増
(
ま
)
した
烏帽子岩
(
えぼしいは
)
を
頭
(
あたま
)
に、
尾
(
を
)
を、いまの
其
(
そ
)
の
色
(
いろ
)
の
波
(
なみ
)
にして、一
筋
(
すぢ
)
。
御占場
(
おうらなひば
)
の
方
(
はう
)
を
尾
(
を
)
に、
烏帽子岩
(
えぼしいは
)
に
向
(
むか
)
つて、一
筋
(
すぢ
)
。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
立
(
た
)
てる
絶壁
(
ぜつぺき
)
の
下
(
した
)
には、
御占場
(
おうらなひば
)
の
崖
(
がけ
)
に
添
(
そ
)
つて
業平岩
(
なりひらいは
)
、
小町岩
(
こまちいは
)
、
千鶴
(
ちづる
)
ヶ
崎
(
さき
)
、
蝋燭岩
(
らふそくいは
)
、
鼓
(
つゞみ
)
ヶ
浦
(
うら
)
と
詠続
(
よみつゞ
)
いて
中山崎
(
なかやまさき
)
の
尖端
(
とつさき
)
が
牙
(
きば
)
である。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
三
角
(
すみ
)
さんは、
休屋
(
やすみや
)
の
浜
(
はま
)
ぞひに、
恵比寿島
(
ゑびすじま
)
、
弁天島
(
べんてんじま
)
、
兜島
(
かぶとじま
)
を、
自籠
(
じごもり
)
の
岩
(
いは
)
——(
御占場
(
おうらなひば
)
の
真
(
ま
)
うしろに
当
(
あ
)
たる)——
掛
(
かけ
)
て、ひとりで
舟
(
ふね
)
を
漕
(
こ
)
ぎ
出
(
だ
)
した。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御占場(おうらなひば)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
占
常用漢字
中学
部首:⼘
5画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
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御
御馳走
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御意
御座
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御尤
御覧
御免
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泉鏡太郎
泉鏡花