“早處女”のいろいろな読み方と例文
新字:早処女
読み方割合
サウトメ50.0%
サヲトメ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若人たちは、又例の蠱物姥マヂモノウバの古語りであらう、とまぜ返す。ともあれ、かうして、山ごもりに上つた娘だけに、今年の田の早處女サウトメが當ります。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
若人たちは、又例の蠱物姥マジモノウバの古語りであらう、とまぜ返す。ともあれ、かうして、山ごもりに上つた娘だけに、今年の田の早處女サウトメが當ります。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
此は專ら、五月の早處女サヲトメとなる者たちの豫めする物忌みと、われ人ともに考へて來たものである。
山越しの阿弥陀像の画因 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
此は專ら、五月の早處女サヲトメとなる者たちの豫めする物忌みと、われ人ともに考へて來たものである。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)