“サヲトメ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:さをとめ
語句割合
早処女57.1%
早處女28.6%
五月処女14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アマツミは、田植ゑに臨む、村の仮装神人及び巫女——早処女サヲトメ——の、長期の物忌み生活から出た起原説明物語であつた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此は專ら、五月の早處女サヲトメとなる者たちの豫めする物忌みと、われ人ともに考へて來たものである。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
此に対して、五月処女サヲトメ(そおとめと発音する)は、巫女の資格を持つ。神人とおなじく、頭髪を深く、布・帯の類で包み、其上に赭土・白粉——後は多く此方になる——を塗つて、身をやつした。