“早晩”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
そうばん37.9%
いつか31.0%
さうばん10.3%
いまに6.9%
いずれ3.4%
いつ3.4%
いま3.4%
はやかれおそかれ3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“早晩”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 経済 > 貨幣・通貨100.0%
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学14.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
『しかしわたくし早晩そうばんれようとおもいますのは、なんだかっておいでになりますか。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
してみると、何もこの日の成行きとのみ言わず、こういうことは、早晩そうばん何らかの形で現われなければならなかったのかも知れない。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
殿様にも独寝ひとりねねや淋しいところから早晩いつか此のお國にお手がつき、お國は到頭とうとうめかけとなり済しましたが
その天稟てんぴんの能力なるものは、あたかも土の中に埋れる種の如く、早晩いつか萌芽をいだすの性質は天然自然に備えたるものなり。
家庭習慣の教えを論ず (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しかわたくし早晩さうばんれやうとおもひますのは、なんだかつておゐでになりますか。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
早晩さうばん此處こゝ立去たちさらねばならぬのである。
度々たび/\あたしきますから、ナニ早晩いまに屹度きつとらつしやるから其様そんなに心配しんぱいをおしでないよツて、つてるんですもの
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
んなそれア穏密方おんみつがたが来て調べたって長い間のお前の煩いを介抱した様子からみんな世間で知って居るから早晩いまに彼の子も罪がりて帰れようから然う泣いてばかり居ちゃアいけない
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
知っていなかったとすれば尚おのこと、知られたくなかったのだが、う斯う突き止められた上に、悪戯いたずら岡妬おかやきの強い人間と来ているから、此の形勢では早晩いずれ何とかずにはいまい。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
生きて甲斐なきわが身をば、かく存命ながらへて今日までも、君にかしずきまゐらせしは、妾がために雄の仇なる、かの烏円をその場を去らせず、討ちて給ひし黄金ぬしが、御情にほだされて、早晩いつかは君の御為おんために、この命をまいらせんと、思ふ心のあればのみ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
本当ほんたうに困るぢやアないかね、わたし義理ぎりあるなかだから小言こごとへないが、たつた一人のにいさんを置去おきざりにしてかへつてるなんて……なに屹度きつと早晩いまにぶらりとかへつてるのがおちだらうが、さぞ腹が立つたらうね。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
『それにけても、にくきは海賊船かいぞくせん振舞ふるまひ、かゝる惡逆無道あくぎやくむだうふねは、早晩はやかれおそかれ木葉微塵こつぱみぢんにしてれん。』と、明眸めいぼう凛乎りんこたるひかりはなつと、日出雄少年ひでをせうねんは、プイと躍立とびたつて。