“更行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふけゆく33.3%
ふけゆ33.3%
ふけゆき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
追駈おつかけ候中とくに日は暮方角はうがくわからず彷徨さまよひりしうちはからずも九助に出會段々の物語りに手間取てまどり追々夜も更行ふけゆくしたがひ月も出しかば夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うらみながき夜も早晩いづしか更行ふけゆはやあけ六ツに間も有じとて切腹の用意にかゝらるゝに明六ツの時計とけい鳴渡なりわたれば越前守は奧方おくがたに向ひせがれ忠右衞門切腹致さば其方介錯かいしやく致せ其方自害じがいせば予がぢき介錯かいしやくすべし予が切腹せば介錯かいしやくには大助致すべしと言付いひつけて又忠右衞門に向ひ最早もはや時刻じこくなるぞおくれを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取出してのみ暫時しばし其處に休み居ける中段々夜も更行ふけゆき四邊あたりしんとしける此時手拭てぬぐひに深くおもてをつゝみし男二人伊勢屋のかどたゝずみ内の樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)