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更闌
ふりがな文庫
“更闌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かうた
66.7%
こうた
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうた
(逆引き)
夜毎に
更闌
(
かうた
)
けて人音も静まる頃となれば、この少年はひそかに町はづれの非人小屋を脱け
出
(
いだ
)
いて、月を踏んでは住み馴れた「さんた・るちや」へ
奉教人の死
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ふと醒覚したときは、もう
更闌
(
かうた
)
けてゐるらしかつた。隣室に人の語る声がする。諦聴すれば主人柏軒と父楊庵とである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
更闌(かうた)の例文をもっと
(4作品)
見る
こうた
(逆引き)
そこで
更闌
(
こうた
)
けて抜き足をして、後ろ口から薄暗い庭へ出て、阿部家との境の
竹垣
(
たけがき
)
の結び
縄
(
なわ
)
をことごとく切っておいた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ある
星月夜
(
ほしづくよ
)
の事でございましたが、私は
甥
(
おい
)
と一しょに
更闌
(
こうた
)
けてから四条河原へそっと忍んで参りました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
更闌(こうた)の例文をもっと
(2作品)
見る
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
闌
漢検1級
部首:⾨
17画
“更”で始まる語句
更
更紗
更衣
更迭
更科
更級
更生
更々
更行
更渡
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