“傅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
25.7%
もり22.9%
かしず14.3%
11.4%
11.4%
かし5.7%
かしずか2.9%
かしづ2.9%
つき2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英国に火傷した指を火を近づけて火毒を吸い出さしむる民俗あり、蝮に咬まれた処へその蝮の肉をけて治すような同感療法じゃ。
の役、いたしました私、今、その和子様が、御得度あそばしますのを、なんで、このままよそにながめて、俗界にもどられましょう。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桔梗の死骸を、水底に蹴落し、なお罪のない女童やきの女房たちまで、部下の残虐な処置に委して、羽鳥へ引き揚げて行ったのだった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
身は、大納言藤原道綱の子と生れて、天台座主慈恵大僧正の弟子となったが、三業せず、五戒も持した事はない。
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
城主の半兵衛が、病をして帰って来たのは、安土の命もだしがたく、自分らのり育てている松千代の処決に見えられたものにちがいないということも、さすがに直感して
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
親にずいたこともない。師に仕えたこともない。友のために図ったこともない。手紙ひとつ心を籠めて認めたことはないのです。
わが師への書 (新字新仮名) / 小山清(著)
日和などにははよく二三の腰元どもにれて、長谷大仏弁天などにおりしたものでございます。
けれども一國な我儘者の圭一郎にいて嘸々氣苦勞の多いことであらうとの慰めの言葉を一言千登世宛に書き送つて貰ひたいといふことだけはいつものやうにく、二伸としてまで書き加へた。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
の北山も片手に風呂敷包をもち、片手に瑠美子をまらせて、あっち寄りこっち寄りして、ふざけながら歩いていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)