“子傅”の読み方と例文
読み方割合
こもり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寺の前の不動堂ふどうどうの高い縁側には子傅こもりの老婆がいつも三四人たかって、手拍子をとって子守唄を歌っている。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
賽銭さいせん箱の前には、額髪ひたいがみを手拭いで巻いた子傅こもりが二人、子守歌を調子よくうたっていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)