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子爵
ふりがな文庫
“子爵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ししゃく
84.6%
ししやく
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ししゃく
(逆引き)
彼処に、林
子爵
(
ししゃく
)
が持っていた別荘を、此春譲って貰ったのだが、此夏
美奈子
(
みなこ
)
が避暑に行った
丈
(
だけ
)
で、
俺
(
わし
)
はまだ二三度しか
宿
(
とま
)
っていないのだ。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
披露
(
ひろう
)
は帝国ホテルで行うこと、御牧側では、
子爵
(
ししゃく
)
は老体のことであるから、
嗣子
(
しし
)
の正広夫妻が代理を勤めるであろうこと、等々の話をした。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
子爵(ししゃく)の例文をもっと
(11作品)
見る
ししやく
(逆引き)
假
(
かり
)
に家庭の事情を打破ツて、結婚したとしてからが、お房が美術家の妻として、また
子爵
(
ししやく
)
家の
夫人
(
ふじん
)
として
品位
(
ひんゐ
)
を保ツて行かれるかどうかといふことが
疑問
(
ぎもん
)
である。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
寐屋
(
ねや
)
の
燈火
(
ともしひ
)
またヽく
影
(
かげ
)
もあはれ
淋
(
さび
)
しや
丁字頭
(
ちやうじがしら
)
の、
花
(
はな
)
と
呼
(
よ
)
ばれし
香山家
(
かやまけ
)
の
姫
(
ひめ
)
、
今
(
いま
)
の
子爵
(
ししやく
)
と
同
(
おな
)
じ
腹
(
はら
)
に、
双玉
(
さうぎよく
)
の
稱
(
とな
)
へは
美色
(
びしよく
)
に
勝
(
かち
)
を
占
(
し
)
めしが、さりとて
兄君
(
あにぎみ
)
に
席
(
せき
)
を
越
(
こ
)
えず
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
子爵(ししやく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“子爵”の意味
《名詞》
子爵(ししゃく)
貴族の爵位のひとつ、男爵の上位、伯爵の下位で、日本の華族令では第4位に当たる。
(出典:Wiktionary)
“子爵”の解説
子爵(ししゃく、en: Viscount ˈvaɪkaʊnt)は、近代日本で用いられた爵位(五爵)の第4位。伯爵の下位、男爵の上位に相当する新村出および松村明参照。。ヨーロッパ諸国の貴族の爵位の日本語訳に使われる。
(出典:Wikipedia)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
爵
常用漢字
中学
部首:⽖
17画
“子爵”で始まる語句
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