“美奈子”の読み方と例文
読み方割合
みなこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、美奈子みなこ達の一行は改札口を出ていた。駅前の広場には、赤帽が命じたらしい自動車が二台、美奈子達の一行を待っていた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
どちらも社長のお覚え目出度めでたかったのですが、何の因果か、二人はたった一人の女——社長の娘の美奈子みなこというのを恋するようになって、ここに才人と努力家と、醜男と美男子と
彼処に、林子爵ししゃくが持っていた別荘を、此春譲って貰ったのだが、此夏美奈子みなこが避暑に行っただけで、わしはまだ二三度しか宿とまっていないのだ。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)