“目出度”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
めでた59.5%
めでたく15.5%
めでたい8.3%
めでて6.0%
めでと6.0%
めでたき2.4%
めでたう1.2%
めでとう1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“目出度”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸21.0%
歴史 > 伝記 > 個人伝記1.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
自分もう一度そういう程度まで立戻る事が出来たとしたら、どんなに万々歳なお目出度めでたかりける次第であろう……。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
にや人倫五常の道にそむきてかへつて世に迎へられ人に敬はるるけいらが渡世たつきこそ目出度めでたけれ。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「とうとうお目出度めでたくなったそうだな、ほら、あの槙町まきちょう二弦琴にげんきん師匠ししょうも。……」
少年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
——はっきりしてら! 全く元旦だなんて、搾取国のプロレタリアートにとって目出度めでたくもへったくれもないわけだ。闘争の新年度第一日ってもんだ。
正月とソヴェト勤労婦人 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「何しろ娑婆しゃばへ帰ってまず目出度めでたい、そこで嬰児あかんぼは名は何とう、お花か、お梅か、それとも。」
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
外側から見れば、万事が予期通りに運んだのですから、目出度めでたいといわなければなりません。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「路銀は、他人様の、懐中ぽっぽに、あずけてあるんだ。のう、庄公、いやあー、目出度めでてえ、こうなりゃ、意地だあ」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
「それに八十二だつて云や、年齢としに不足はねえんだからの、まあ、目出度めでてえ方なんだ。」
野の哄笑 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
あまり美しくもない赤フランネルに、黒いピンが『お目出度めでとう』という字の形に並んでささっていました。
「上々の御首尾で、お目出度めでとう御座います」
折からお目出度めでたき矢先、お歳暮には何ほど下さりますかと、朝より寝込みて父の帰りを待ちしは此金これなり、子は三界の首械くびかせといへど、まこと放蕩のらを子に持つ親ばかり不幸なるは無し
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
貧民の有様、かくの如しといえども、近年は政府よりもしきりに御世話、市在しざいの老人たちもしきりに説諭、また一方には、日本の人民も久しく太平文化の世に慣れて、教育のたっときゆえんを知り、貧苦の中にも、よくその子を教育の門に入らしめ、もって今日の盛なるにいたりしは、国のために目出度めでたきことというべし。
小学教育の事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
左様さうですか」と、麦沢女教授はまるくしたるまなこを、たちまち細くしてみつくろひ、「山木様、まア、お目出度めでたう御座います、存じませんでしたもんですから、ツイ、失礼致しましてネ、——シテ、春山様、何殿どなた
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
竹「孝助どん、誠にお目出度めでとう存じます、先程は誠に済みません」