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めでた
ふりがな文庫
“
目出度
(
めでた
)” の例文
そして最後に、幽里子と東野が
目出度
(
めでた
)
く結婚したということも、私の好きなハッピーエンドでこの物語を結ばせて貰う喜びの一つです
奇談クラブ〔戦後版〕:05 代作恋文
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ところが
日清
(
にっしん
)
戦争、連戦連勝、軍隊万歳、軍人でなければ夜も日も明けぬお
目出度
(
めでた
)
いこととなって、そして自分の母と
妹
(
いもと
)
とが堕落した。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
もっともその時に万一、私が過去の経歴を思い出していたら、話はソレッ切りで、
目出度
(
めでた
)
し目出度しになっていたかも知れません。
キチガイ地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「そいつは
目出度
(
めでた
)
い。だが、奥さんが無事なことは、さっきからわかっているじゃないか。まさか殺されているんじゃないだろう」
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
僕と彼のあいだに
支那公
(
チンキイ
)
ロン・ウウのしっぷ・ちゃん契約が
目出度
(
めでた
)
く成立して、二人が
酒場
(
タベルナ
)
を出たとき、おどろいたのは、六
踊る地平線:08 しっぷ・あほうい!
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
▼ もっと見る
無事に御山を済せて
目出度
(
めでた
)
いと喜んだ昔に較べると、これは馬上の将軍が敵国を征服して、鞍に倚って睥睨する時の態度にもたとえられよう。
秩父の奥山
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
去年も
端午
(
たんご
)
の客の多いのに人は
目出度
(
めでた
)
目出度と
嬉貌
(
うれしがお
)
すれど、拙者は先の先が気遣いでたまらんから、始終稽古場へかがんで
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
前言
(
ぜんげん
)
前行
(
ぜんこう
)
は
唯
(
ただ
)
戯
(
たわぶ
)
れのみと、双方打解けて
波風
(
なみかぜ
)
なく治まりの
付
(
つい
)
たのは誠に
目出度
(
めでた
)
い、何も
咎
(
とがめ
)
立てするにも及ばぬようだが、私には少し説がある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
喜「どう致しまして、此の上の喜びはございません、お町様、こんなお
目出度
(
めでた
)
い事はござりませんな、お喜び申上げます」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これは大正三年の元日の心持で、三年の秋には大正天皇の御即位式がある、その
目出度
(
めでた
)
い年だということを元日に特に思い浮かべたのであります。
俳句の作りよう
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
「御苦労だったなぁ……」「何しろ凱旋で
目出度
(
めでた
)
い」「これも陛下の御威光のいたす所じゃ」などと、恐縮している父に、云って聞かせて帰った。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
実
(
げ
)
にや人倫五常の道に
背
(
そむ
)
きてかへつて世に迎へられ人に敬はるる
卿
(
けい
)
らが
渡世
(
たつき
)
こそ
目出度
(
めでた
)
けれ。かく戯れたまひし人もし深き心ありてのことならんか。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
熟々
(
つら/\
)
考
(
かんが
)
ふるに
天
(
てん
)
に
鳶
(
とんび
)
ありて
油揚
(
あぶらげ
)
をさらひ
地
(
ち
)
に
土鼠
(
もぐらもち
)
ありて
蚯蚓
(
みゝず
)
を
喰
(
くら
)
ふ
目出度
(
めでた
)
き
中
(
なか
)
に
人間
(
にんげん
)
は
一日
(
いちにち
)
あくせくと
働
(
はたら
)
きて
喰
(
く
)
ひかぬるが
今日
(
けふ
)
此頃
(
このごろ
)
の
世智辛
(
せちがら
)
き
生涯
(
しやうがい
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
三日三晩村中呼んでの
飲明
(
のみあか
)
しだの、「
目出度
(
めでた
)
、
〻〻〻
(
めでた
)
の
若松様
(
わかまつさま
)
よ」の歌で十七
荷
(
か
)
の嫁入荷物を
練込
(
ねりこ
)
むなぞは、
大々尽
(
だいだいじん
)
の家の事、大抵は万事手軽の田舎風
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
まあそんなに
言
(
いわ
)
なくてもいいわ、今日は
幸
(
さいわい
)
町の祭日だ、さあ
目出度
(
めでた
)
い。お前も
斯様
(
そんな
)
に達者で大きくなって来てくれた。今日はゆるりと一杯鯛の刺身で飲むべえ。
蝋人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それで私は、私たちで、その半分でも出来るだけ早く都合して、そっちを解決して、出来ることならお父さんに達ちゃんのお
目出度
(
めでた
)
を見せてあげたいと思います。
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
この頃は
全然
(
すつかり
)
フロックが
止
(
とま
)
つた? ははははは、それはお
目出度
(
めでた
)
いやうな御愁傷のやうな妙な次第だね。然し、フロックが止つたのは
明
(
あきらか
)
に一段の進境を示すものだ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
首尾直りの上からは
目出度
(
めでた
)
いのであるが、家族等はとかく国を離れることを厭がり、江戸に居てさえ帰りたい帰りたいといっていたほどであるから、今度の京上りも
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
町々の人は少年を
歓迎
(
かんげい
)
し始めた。少年の姿を見ると
目出度
(
めでた
)
いと言って急いで
羽織袴
(
はおりはかま
)
で
恭
(
うやうや
)
しく
出迎
(
でむか
)
えるような商家の主人もあった。
華々
(
はなばな
)
しい行列で停車場へ送ったりした。
みちのく
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
『それはお
目出度
(
めでた
)
う』僕は西洋流に握手して『男のお子さんですか? お二人とも御健在ですか』
南京六月祭
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
故郷の奴らは、どうせあの山国、
他
(
ほか
)
へ出たことのない人間ばかり、本気になって
目出度
(
めでた
)
がることだろうが……嫌だなあ、またあの山国で暮すのは、考え出してもぶるぶるだ
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「濫費日」や「嘘つき日」や「怠け日」はあまり聞えはよくないかもしれないが、実はこれらの特定日の存在は平日の節約勤勉真面目を表白するとすれば
目出度
(
めでた
)
い事である。
雑記(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
かくて十一歳の少女と十五歳の少年とは主従の上に今また師弟の
契
(
ちぎり
)
を結びたるぞ
目出度
(
めでた
)
き
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
啻
(
たゞ
)
に
本國
(
ほんごく
)
の
大祭日
(
たいさいじつ
)
ばかりではない、
吾等
(
われら
)
の
爲
(
ため
)
には、
終世
(
しうせい
)
の
紀念
(
きねん
)
ともなる
可
(
べ
)
き、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
首尾
(
しゆび
)
よく
竣成
(
しゆんせい
)
して、
初
(
はじ
)
めて
海
(
うみ
)
に
浮
(
うか
)
び
出
(
で
)
る
當日
(
たうじつ
)
であれば、
其
(
その
)
目出度
(
めでた
)
さも
亦
(
ま
)
た
格別
(
かくべつ
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
結婚後十数年経って、初めて子供の出来た例は乏しくないのだから、少しも不思議はない
所
(
どころ
)
か、大変
目出度
(
めでた
)
いと思うのだが、何故二川がその事を僕に隠したのか、鳥渡解せないのだ。
黄鳥の嘆き:——二川家殺人事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
それが合成して
目出度
(
めでた
)
く出来上ったものは、一見ゴムみたいなものでありながら、弾力のない、くだらぬものでしかなかった、という、まあそんな訳ですが、失礼ですが、あなたの場合
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
彼
(
か
)
の
不開室
(
あかずのま
)
の怪異とばかり想ひなし、
且
(
かつ
)
恐れ且
怪
(
あやし
)
みながら、元来泣声ある時は、
目出度
(
めでた
)
きことの
兆候
(
きざし
)
なり、と
言伝
(
いひつた
)
へたりければ、「いづれも吉兆に
候
(
さふら
)
ひなむ」と主人を祝せしぞ
愚
(
おろか
)
なりける。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
祝言
(
しうげん
)
の座に
請
(
しやう
)
ぜられぬ仁兵衛ではあるが、いつも厚く
饗
(
きやう
)
せられ調法におもはれた。仁兵衛は持前の謡をうたひ、
目出度
(
めでた
)
や目出度を
諧謔
(
かいぎやく
)
で収めて結構な
振舞
(
ふるまひ
)
を土産に提げて家へ帰るのであつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
まア、いくらでも、お
目出度
(
めでた
)
くめそめそしたけりゃ、するがいいよ。——
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
お正月ァ
目出度
(
めでた
)
未刊童謡
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
世間では男子が生れると大造
目出度
(
めでた
)
がり、女の子でも無病なれば
先
(
ま
)
ず/\
目出度
(
めでた
)
いなんて、
自
(
おのず
)
から軽重があるようだが、コンな
馬鹿気
(
ばかげ
)
た事はない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
豪勢な
飾電灯
(
シャンデリア
)
、壁はモーリス風の金唐草に、樫板の腰張り古色
目出度
(
めでた
)
く、ルノアールの水の垂れそうな果物の絵が、食卓の上の、世界の珍果を集めた
奇談クラブ〔戦後版〕:13 食魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
向嶋にてこのたぐひの茶屋といへば
入金
(
いりきん
)
の
繁昌
(
はんじょう
)
久しきものにして
蜆汁
(
しじみじる
)
の味またいつまでも変らぬこそ
目出度
(
めでた
)
けれ。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
婚礼も
目出度
(
めでた
)
く済んだ。
田舎
(
いなか
)
は秋晴
拭
(
ぬぐ
)
うが如く、校長細川繁の庭では
姉様冠
(
あねさまかぶり
)
の花嫁中腰になって張物をしている。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
お
目出度
(
めでた
)
うございます。乙「はい、お
目出度
(
めでた
)
うございます。甲「
昨日
(
さくじつ
)
は
御年頭𢌞
(
ごねんとうまは
)
りでございましたか。 ...
年始まはり
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その女の
目出度
(
めでた
)
い元日を待ちながらも、また
一歳
(
ひとつ
)
年を取るという淋しい心持を言ったのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
「かしら、文ちゃんを
折檻
(
せっかん
)
するのはよしたらどうです。
目出度
(
めでた
)
い日だ。
勘弁
(
かんべん
)
しておやりなさい」
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そこへ単身徒歩で登場して牛に直面し、機を見て急所へ
短剣
(
エストケ
)
の一撃を加えて
目出度
(
めでた
)
く
仕留
(
しと
)
めるのが、3のマタドウル・デ・トウロスだ。この
留
(
とど
)
めをさす役が、闘牛中の
花形
(
エスパダ
)
なのである。
踊る地平線:07 血と砂の接吻
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
今日もたった今まで飲んだところだ。
明日
(
あした
)
も
明後日
(
あさって
)
も……大方死ぬまで飲むんだろう。今からも
亦
(
また
)
、お前のお金で飲んで来ようと思うんだ。これでお仕舞い……
目出度
(
めでた
)
し目出度しかね。ハハハ。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
即
(
すなは
)
ち
大佐等
(
たいさら
)
の
爲
(
ため
)
には
此
(
この
)
朝日島
(
あさひじま
)
に
上陸
(
じようりく
)
してから
五度目
(
ごたびめ
)
の——
私
(
わたくし
)
と
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
とのためには
三度目
(
さんどめ
)
の、
紀元節
(
きげんせつ
)
の
祝日
(
いはひのひ
)
を
迎
(
むか
)
ふると
共
(
とも
)
に、
目出度
(
めでた
)
き
試運轉式
(
しうんてんしき
)
を
擧行
(
きよかう
)
し
得
(
う
)
る
迄
(
まで
)
の、
歡
(
よろこ
)
ばしき
運
(
はこ
)
びに
到
(
いた
)
つた
頃
(
ころ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
榮燿
(
ええう
)
に
暮
(
くら
)
すやに
相見
(
あひみ
)
え
候
(
さふらふ
)
、さるにても
下男
(
げなん
)
下女
(
げぢよ
)
どもの
主人
(
しゆじん
)
を
惡
(
あし
)
ざまに
申
(
まを
)
し、
蔭言
(
かげごと
)
を
申
(
まを
)
さぬ
家
(
いへ
)
とては
更
(
さら
)
になく、また
親子
(
おやこ
)
夫婦
(
ふうふ
)
相親
(
あひしたし
)
み、
上下
(
しやうか
)
和睦
(
わぼく
)
して
家内
(
かない
)
に
波風
(
なみかぜ
)
なく、
平和
(
へいわ
)
に
目出度
(
めでた
)
きところは
稀
(
まれ
)
に
候
(
さふらふ
)
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「学位売買事件」というあまり
目出度
(
めでた
)
からぬ名前の事件が新聞社会欄の
賑
(
にぎ
)
やかで無味な空虚の中に振り
播
(
ま
)
かれた
胡椒
(
こしょう
)
のごとく世間の耳目を刺戟した。正確な事実は審判の日を待たなければ判明しない。
学位について
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
その互ひの工合わるさ——かういふ
目出度
(
めでた
)
い席には禁物の工合わるさをどうかして水に流さうと、自分よりも四十も若い男に向つて、いろ/\と
愛想
(
あいそ
)
を述べたのだが、あまりのムツツリした不作法に
愚かな父
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
精一杯手短かな言葉に代表さしていえば、「お
目出度
(
めでた
)
き人」という小説か脚本かを書いた武者小路氏のごとく、皮肉でも反語でもなく、勿論何らの漫罵でもなく、思切って「オメデタイ」ことである。
文壇昔ばなし
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
と、過ぎた正月をし直したいばかり
目出度
(
めでた
)
がった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
目出度
(
めでた
)
く
凱旋
(
がいせん
)
しとくれよ」
工場新聞
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
二人はいそいそとその
仕度
(
したく
)
を急いでおりますが、我々
岡焼党
(
おかやきとう
)
は、一応言葉の上では
目出度
(
めでた
)
がり乍ら、心の中では甚だ面白くない毎日を送っていたのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:08 音盤の詭計
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
氏は新政府に出身して
啻
(
ただ
)
に口を
糊
(
のり
)
するのみならず、
累遷
(
るいせん
)
立身
(
りっしん
)
して特派公使に任ぜられ、またついに大臣にまで昇進し、
青雲
(
せいうん
)
の
志
(
こころざし
)
達
(
たっ
)
し得て
目出度
(
めでた
)
しといえども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
自分も
最
(
も
)
う一度そういう程度まで立戻る事が出来たとしたら、どんなに万々歳なお
目出度
(
めでた
)
かりける次第であろう……。
惆悵
(
ちゅうちょう
)
として
盃
(
さかずき
)
を傾くる事
二度
(
ふたた
)
び
三度
(
みた
)
び。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
『
貴殿
(
あなた
)
は
何處
(
どこ
)
の
御出身
(
ごしゆつしん
)
ですか』と
突然
(
とつぜん
)
高等商業
(
かうとうしやうげふ
)
出身
(
しゆつしん
)
の
某
(
なにがし
)
、
今
(
いま
)
は
或
(
ある
)
會社
(
くわいしや
)
に
出
(
で
)
て
重役
(
ぢゆうやく
)
の
覺
(
おぼえ
)
目出度
(
めでた
)
き
一人
(
ひとり
)
の
男
(
をとこ
)
が
小介川文學士
(
こすけがはぶんがくし
)
の
隣
(
となり
)
に
坐
(
すわ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
新來
(
しんらい
)
の
客
(
きやく
)
に
問
(
と
)
ひかけた。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“目出”で始まる語句
目出
目出帽