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蔭言
ふりがな文庫
“蔭言”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かげごと
88.9%
かげこと
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげごと
(逆引き)
始終
蔭言
(
かげごと
)
ばかり言っていた
女房
(
かみさん
)
達、
耐
(
たま
)
りかねて、ちと滝太郎を
窘
(
たし
)
なめるようにと、
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
ってから帰る母親に告げた事がある。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その人は非常の
飲酒家
(
さけのみ
)
でヒマラヤ山中の土民の中でも余程悪い博徒といったような男で、常に私に対して
蔭言
(
かげごと
)
をいい、あれは英国の官吏である
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
蔭言(かげごと)の例文をもっと
(8作品)
見る
かげこと
(逆引き)
「
仲平
(
ちゅうへい
)
さんはえらくなりなさるだろう」という評判と同時に、「仲平さんは
不男
(
ぶおとこ
)
だ」という
蔭言
(
かげこと
)
が、
清武
(
きよたけ
)
一
郷
(
ごう
)
に伝えられている。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
痘痕
(
あばた
)
があって、片目で、背の低い男ぶりを見ては、「仲平さんは
不男
(
ぶおとこ
)
だ」と
蔭言
(
かげこと
)
を言わずにはおかぬからである。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
蔭言(かげこと)の例文をもっと
(1作品)
見る
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“蔭”で始まる語句
蔭
蔭口
蔭間
蔭日向
蔭乍
蔭様
蔭干
蔭膳
蔭影
蔭身
“蔭言”のふりがなが多い著者
河口慧海
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
伊藤左千夫
泉鏡太郎
幸田露伴
森鴎外
泉鏡花