トップ
>
不男
ふりがな文庫
“不男”の読み方と例文
読み方
割合
ぶおとこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶおとこ
(逆引き)
それにかかわらず安陵竜陽みな凶終するよう論ずるは、性慾顛倒の
不男
(
ぶおとこ
)
や、
靨
(
えくぼ
)
を売って活計する色子野郎ばかりに眼を
曝
(
さら
)
した
僻論
(
へきろん
)
じゃ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「
仲平
(
ちゅうへい
)
さんはえらくなりなさるだろう」という評判と同時に、「仲平さんは
不男
(
ぶおとこ
)
だ」という
蔭言
(
かげこと
)
が、
清武
(
きよたけ
)
一
郷
(
ごう
)
に伝えられている。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ゴリラを
聯想
(
れんそう
)
させる様な、実にひどい
不男
(
ぶおとこ
)
で、それが髪の毛丈けはテカテカとオールバックになでつけている様子は、ゾッとする程いやらしい感じだ。
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
不男(ぶおとこ)の例文をもっと
(7作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
“不男”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
南方熊楠
内田魯庵
江戸川乱歩
森鴎外