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蔭影
ふりがな文庫
“蔭影”の読み方と例文
読み方
割合
かげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげ
(逆引き)
堀の水は鉛色に煙り、そとへ突き出した木々の枝葉で、土塀のあちこちには
蔭影
(
かげ
)
がつき、風が吹くたびにそれが
揺
(
ゆ
)
れた。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
その男は頭から足の先まで
蔭影
(
かげ
)
にかざされてゐるのだ。ただほんのりと前から光りをうけてはゐるが、レヴコーがちよつとでも前へ出ようものなら、いやでも自分の
躯
(
からだ
)
を明るみへ曝さなければならぬ。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
おのづから
蔭影
(
かげ
)
こそやどれ咲き
満
(
み
)
てる
桜花
(
さくら
)
の層のこのもかのもに
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
蔭影(かげ)の例文をもっと
(5作品)
見る
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
“蔭”で始まる語句
蔭
蔭口
蔭間
蔭日向
蔭乍
蔭言
蔭様
蔭干
蔭膳
蔭身
“蔭影”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
国枝史郎
岡本かの子