“かげごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蔭言80.0%
後言10.0%
蔭事10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その人は非常の飲酒家さけのみでヒマラヤ山中の土民の中でも余程悪い博徒といったような男で、常に私に対して蔭言かげごとをいい、あれは英国の官吏である
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ヂュリ ほんこと讒訴ざんそとははれぬ、ましてこれは後言かげごとではない、ぢかかほむかうてうてゐるのぢゃもの。
それからどうかすると、内に帰って来て上沓を穿こうと思うと、っからないのね。マリイが棚の下に入れて置いたでしょう。ああ、こんなことを言ってここで亭主の蔭事かげごとを言っては済まないわね。