“くりごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
繰言91.2%
後言5.9%
繰事2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんな方法によってでも、一人の子供を挙げることさえできたなら、死んでも恨みはないという繰言(くりごと)。それを細々(こまごま)と物語りました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
色と言い、また雪の越路(こしじ)の雪ほどに、世に知られたと申す意味ではないので——これは後言(くりごと)であったのです。……不具(かたわ)だと言うのです。
雪霊記事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
わけても源作叔父の事に就いては、始終(しよつちゆう)心を痛めてゐたもので、酔はぬ顔を見る度、何日(いつ)でも同じ様な繰事(くりごと)を列(なら)べては、フフンと叔父に鼻先であしらはれてゐた。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)