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『南京六月祭』
ふりがな文庫
『
南京六月祭
(
なんきんろくがつさい
)
』
ひどく東邦風なジャンクを模様にした切手を四枚も貼つて——北京から私のところへ小包が来た。差出人は満鉄公処秘書課塩崎龍夫、塩崎は私の旧友なのだ。副業ともいふべき支那語がうまいので、それに支那の生活が味はひたさに満鉄に入つて、副社長付の通訳をし …
著者
犬養健
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸春秋」1928(昭和3)年10月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約30分(500文字/分)
朗読目安時間
約50分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
僕
(
ボオイ
)
上
(
う
)
真向
(
まつか
)
香
(
かを
)
下手
(
まづ
)
高粱
(
かうりやん
)
機
(
しほ
)
傍
(
かたはら
)
厨房
(
ちゆうばう
)
壊
(
こは
)
外
(
そ
)
水溜
(
みづたま
)
爺
(
ぢい
)
秀
(
すぐ
)
訪
(
たづ
)
閉
(
とざ
)
両袖
(
りやうそで
)
傀儡
(
くわいらい
)
僅
(
わづ
)
可愛
(
かはい
)
恐
(
こは
)
患
(
わづら
)
戯談
(
じやうだん
)
投
(
はふ
)
眼
(
ま
)
苦力
(
クウリイ
)
覚
(
さ
)
饒舌
(
しやべ
)
一寸
(
ちよつと
)
一盃
(
いつぱい
)
乾隆
(
けんりゆう
)
亡
(
ほろ
)
仰有
(
おつしや
)
儘
(
まゝ
)
即
(
すなは
)
厭
(
いと
)
口吻
(
こうふん
)
可笑
(
をか
)
吃驚
(
びつくり
)
吹聴
(
ふいちやう
)
哄笑
(
こうせう
)
喋
(
しやべ
)
噂
(
うはさ
)
囁
(
さゝや
)
団扇
(
うちは
)
夕闇
(
ゆふやみ
)
天橋
(
テンチャオ
)
尖
(
さき
)
就
(
つい
)
市
(
まち
)
布
(
きれ
)
幅
(
ふく
)
廃
(
や
)
怠
(
なま
)
愛妾
(
あいせふ
)
挙
(
こぞ
)
揶揄
(
からか
)
揷話
(
さふわ
)
揺
(
ゆす
)
日除
(
ひよ
)
欝陶
(
うつたう
)
江蘇
(
かうそ
)
点
(
とも
)
絨氈
(
じゆうたん
)
罹
(
かゝ
)
肩
(
がた
)
舅
(
しうと
)
装
(
なり
)
見逃
(
みの
)
解
(
わか
)
言
(
ごと
)
訛
(
なまり
)
閾
(
しきゐ
)
雑沓
(
ざつたふ
)
骨董
(
こつとう
)
下手
(
へた
)
仄暗
(
ほのぐら
)
仕度
(
したく
)
侍僕
(
ボオイ
)
俯
(
うつむ
)
俺
(
おれ
)
倚
(
よ
)
先
(
ま
)
兎
(
と
)
処
(
ところ
)
出逢
(
であ
)
判
(
わか
)
勿論
(
もちろん
)
北京
(
ペキン
)
厭
(
いや
)
反
(
そ
)
口
(
くち
)
古稀
(
こき
)
可憐
(
かれん
)
合歓
(
ねむ
)
呉
(
く
)
呑
(
の
)
呑気
(
のんき
)
呟
(
つぶや
)
呶声
(
どせい
)