“侍僕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ボオイ50.0%
じぼく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足音を聞いて年長の侍僕ボオイが出て来たが、われ/\を見るなり、別に取りのけてあつたふくを出して壁に掛けた。見事な墨竹の図だ。
南京六月祭 (新字旧仮名) / 犬養健(著)
僕はこの家の男にそつと尋ねようと思つて振り向いたが、侍僕ボオイはやはり遠慮して戸口に退いてゐるのだ。兎も角も初対面の人間に対して少し親しみを現はし過ぎる。
南京六月祭 (新字旧仮名) / 犬養健(著)
貴族たちの侍僕じぼくと、またその侍僕たちが、ずらっと、ならんでいたんだよ。