“じぼく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
侍僕50.0%
寺僕50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴族たちの侍僕じぼくと、またその侍僕たちが、ずらっと、ならんでいたんだよ。
朝夕の寺僕じぼくの「看經おつとめ」が、壁を傳うて響いた。晝は晝で深い沈默が在つた。街の音響はそこの檜葉の植込に吸はれて、此方へは入つて來ないやうに思はれた。
受験生の手記 (旧字旧仮名) / 久米正雄(著)