“をとこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヲトコ
語句割合
69.8%
男子5.7%
情夫5.0%
3.8%
男児2.5%
漢子1.9%
男性1.3%
丈夫1.3%
1.3%
壯夫0.6%
情人0.6%
侠客0.6%
侠気0.6%
0.6%
僕人0.6%
僮僕0.6%
0.6%
好漢0.6%
寺僕0.6%
求愛者0.6%
牡犬0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そらくした! を、う、るくなる、此時して自分不幸とははなかつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
其後自轉車隊て、居合せた農夫に、二人連の、人相男子が、此邊をうろ/\してなかつたかとうてると、農夫つたへをした。
……僕等は別に交際もしてゐないから、詳しいことは知りませんけれどもね、何でも、つい一月ほど前に、細君が情夫と遁げて、先生、えらく失望してゐるといふ話でしたよ。
アカシヤの花 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
着せたる六個がせ音羽へ至り路次口にせ置つゝ進入り昨日たる上𫥇人を立て良辰
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
の怖いことは一厘無いが強いばかりが男児では無いなあ、ハヽヽ、じつと堪忍して無理に弱くなるのも男児だ、嗚呼立派な男児だ、五重塔は名誉の工事
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
又或は何處かの夜啼をするのが淋しく聞えたり、それから又、何者だからないが、見上げるやうな大きな漢子が足音もさせないで
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
彼女等は口々に赤ん坊(全く、色が白く、可愛くつてゐた)の可愛らしさを讚めながら、男性には想像も出來ない貪婪な眼付を以て、幸福さうな若い母を
かめれおん日記 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
文士ぢやの詩人ぢやの大家ぢやの云ふが女の生れ損ひぢや、幇間の成り損ひぢや、芸人の出来損ひぢや。苟くも気骨のある丈夫の風上に置くもんぢやないぞ。汝もだ隠居して腐つて了ふ齢ぢやなし。
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
自然と知せる天下の大法き身とまで覺悟せしおみつ親子は不測に助り然のみならずしと言づくやう再度赤繩有難泪白洲なるらす其びお勝はて庄兵衞のきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ここにその美人驚きて、立ち走りいすすぎき。すなはちその矢を持ち來て、床の邊に置きしかば、忽に麗しき壯夫に成りぬ。
ここにの神の女豐玉毘賣從婢玉盌を持ちて、水酌まむとする時に、井にあり。仰ぎ見れば、しき壯夫あり。いとしとおもひき。
あのやうな面皰だらけの野猿坊みたいなもんでも、近頃情人出來てあつたさうで、そやつに唆かされて惡心がしたものと見えます。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
まさかに金を盜んだやつだとは云はなかつたが、料理人とくつついて追出された事、その情人にいたぶられて困つてゐる事を詳しく述べた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
配分して侠客づくで呑込で居てたのに金を何で貴殿だなどとは不埓云樣だと泣聲を出して云ひるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
応左様ならば我が為ると得たりで引受けては、上人様にも恥かしく第一源太が折角磨いた侠気も其所で廃つて仕舞ふし、汝はり虻蜂取らず、智慧の無いにも程のあるもの
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
マンチュアにしてござれ、忠實め、時折して此方吉左右らせう。さ、を。もうい。さらばぢゃ、機嫌よう。
心得ましたと先刻より僕人部屋に転がり居し寺僕等立かゝり引き出さんとする、土間に坐り込んで出されじとする十兵衞。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
其声よりき声をして馬鹿めと罵りながら爲右衞門づか/\と立出で、僮僕ども此狂漢を門外に引き出せ、騒〻しきを嫌ひたまふ上人様に知れなば、我等が此奴のために叱らるべしとの下知
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
家持が盛りに、出入した歌儛所の内の後に(或は当時も)大歌所と言つた日本楽舞部の台本(伝来の大歌・采風理想から採集した民謡集)や、雑多な有名・無名の人の歌集や
すつきり端然と構へたる風姿と云ひ面貌といひ水際立つたる男振り、万人が万人とも好かずには居られまじき天晴小気味のよき好漢なり。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
心得ましたと先刻より僕人部屋に転がり居し寺僕等立かゝり引き出さんとする、土間に坐り込んで出されじとする十兵衞。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ma chère(いとしいかた)、かうして、やいのやいのと寄つて來る求愛者たちのうち、どれにもあたしの心臟が平氣だとあんた思つて? ところがどうして、さうぢやないの……。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
あたしね、あんただから打明けるのだけれど、ずゐぶん、いろんな牡犬につけまはされてゐるの。よくあたし窓の上へあがつては、品さだめをしてやるわ。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)